「TOKYO 書 2015 公募団体の今」大作体験談
2015年1月21日 0時43分13秒 (Wed)
1月4日から16日まで、東京都美術館の企画展「TOKYO 書 2015 公募団体の今」に、7m×4mという超大作を出品させていただきました。このような大きさの作品制作は初めてでしたので、
とてもいい経験をさせていただきました。
昨年4月頃、日本書道美術院の方から出品のお話をいただきました。
この壁長を制作するには、まず体力作りからと思い、
朝、太極拳をしたり、家の周囲をランニングしたりということから始めました。
折角の機会ですから、「7m×4mの1点でいこう!」と決めましたが、
家で書ける大きさではなく、紙貼りも大変で、悪銭苦闘でした。
家で書ける範囲で部分的に書き込み、
8月末に書道専門の錬成会場を借りて、
初めて7m×4mの実際の大きさに挑戦しました。
最初は、この大きさの感覚がさっぱり掴めず、
また、1枚書くたびに、
汗がダーッ!息はゼイゼイ!
大丈夫かなあ...と心配でした。
9月1日の日本書道美術院での下見会で、
先生方にいろいろと貴重なアドバイスをいただいて、
さらに9月いっぱい書き込みを続けました。
まさに、難行苦行の連続でしたが、
9月26日に、もう1回同じ錬成会場で書き上げました。
体力、気力ともに、午前中が勝負だとわかっていましたので、
気力を充実させて、再度この大きさに挑みました。
3枚目に「ヨシ、コレダ!」
という手応えのあるものができました。
午後もさらにいいものができるかもしれない、という欲がでましたが、
最終的には、やはり午前の3枚目を出品することにしました。
この長期間にわたる制作は、
私にとって、とても貴重な経験となりました。
まず、多くの方々のご協力がなければできないことだということです。
私一人では、作品を動かすこともできません。
快くお手伝いくださった方々に、本当に感謝申し上げております。
また、会期中にいろいろな方とお話しをさせていただきました。
楽しく有難いことでした。
私自身も、日頃から体調を整えておいたり、
不摂生なども気をつけないといけないなあと実感しました。
作品をご覧くださった大勢の方々に、心より感謝を申し上げまして、
拙い大作体験談とさせていただきます。
有難うございました。
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プロフィール

- 浅田聖子 Seiko Asada
- 毎日書道展審査会員/日本詩文書作家協会評議員/日本書道美術院評議員/光荘会幹事/雅涎会会員/都立雪谷高校書道部外部指導員/メイプルカルチャーセンター講師
1949年東京都出身。4歳にして筆を持ちはじめ書の道へ。1965年故益田霞邨に師事。1971年故駒井鷲静に師事。 毎日書道展, 日書展など受賞多数。現在、商品パッケージや題字なども含め積極的に活動中。
- 《主な受賞歴》
- ●1976年 第30回 日書展新書芸部「院賞」
●1977年 第22回 光荘会書道展「衆議院議長賞」
●1989年 第41回 毎日書道展「秀作賞」
●1992年 第44回 毎日書道展「秀作賞」
●1995年 第49回 日書展「梅華賞」
●1995年 第47回 毎日書道展「毎日賞」
●2007年 第49回 毎日書道展「会員賞(グランプリ)」
●2018年 第72回 日書展「サンスター国際賞(グランプリ)」
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