丸山重樹先生からの手紙

2012年9月30日 1時14分59秒 (Sun)

丸山重樹先生からの手紙「美の手帖」の主幹をされていた評論家の丸山重樹先生から、嬉しいお手紙を頂戴しました。

91歳の丸山先生は、笑顔が素敵で、とても穏やかなお人柄。作品を見て、書いている人の心理を見抜くような慧眼をお持ちの先生です。昔から大ファンでした。

近作書展にもお越しいただき、後日お手紙を頂戴しました。

作品に関してのあたたかなご感想がとても嬉しかったので、ご本人の承諾を得まして、ここにご紹介させていただきます。

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 過日は素晴らしい近作書展を拝見させていただきありがとうございました。

 御作を鑑賞させていただき、寄る年波を忘れるほどの元気をとりもどすことができました。厚く御礼申し上げます。

 とりわけ 自作の言葉の作品は、そのまま やんちゃで自由な生き方を楽しんでいるような雰囲気があり楽しませていただきました。 
 
 やはり本骨頂は大作で、「新しいものは常に謀叛だ」は、大字5行横6メートルほどの大作。徳富蘆花「謀叛論」よりの言葉で 各字それぞれ重厚な動きと広がりを見せながら一体となって、鋭く激しく訴えてくる作。筆者自身の書業を重ねた感じで、訴えはひときわ強烈でした。

 やはり大字の作品で松本幸四郎がNHKで話した言葉の作「今を大事に」も千鈞の重みをもって訴えていました。
 
 ともあれ、いろいろな角度から自由な運筆で大きく楽しい構成で作られた作品ぞろい。
それぞれに楽しませていただきました。

 ますますのご活躍をお祈り申しあげます。
 とりあえず御礼まで。
  
   九月十五日                   丸山重樹

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プロフィール

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浅田聖子       Seiko Asada
毎日書道展審査会員/日本詩文書作家協会評議員/日本書道美術院評議員/光荘会幹事/雅涎会会員/都立雪谷高校書道部外部指導員/メイプルカルチャーセンター講師
     1949年東京都出身。4歳にして筆を持ちはじめ書の道へ。1965年故益田霞邨に師事。1971年故駒井鷲静に師事。 毎日書道展, 日書展など受賞多数。現在、商品パッケージや題字なども含め積極的に活動中。

《主な受賞歴》
●1976年 第30回 日書展新書芸部「院賞」
●1977年 第22回 光荘会書道展「衆議院議長賞」
●1989年 第41回 毎日書道展「秀作賞」
●1992年 第44回 毎日書道展「秀作賞」
●1995年 第49回 日書展「梅華賞」
●1995年 第47回 毎日書道展「毎日賞」
●2007年 第49回 毎日書道展「会員賞(グランプリ)」
●2018年 第72回 日書展「サンスター国際賞(グランプリ)」

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